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『できる!寿命(老化)を延ばす方法』

『できる!寿命(老化)を延ばす方法』

寿命に大きな影響を及ぼす環境要因の中で個人が気をつけられるのは2番というお話は致しましたが、その2番を調べていくとこのような結果となります。
①低カロリー食(自由摂取の70%)
②赤ワインを朝・昼・晩グラス1杯
③筋トレ
④有酸素運動(VO2MAX50%)
具体的なその方法ですが、あえてアンチエイジングとは言いません。
①もっとも確実な方法でこれはもう事実として受け入れられているものですが、低カロリー状態にすると細胞分裂を抑制している遺伝子P53の活性を弱める働きがあります。
②同じく遺伝子P53の活性を弱める働きが赤ワインに含まれるポリフェノールの一種のレスベラトロールにあることがわかりました。酵母菌での実験では通常40回まで分裂して停止するはずが、60回まで延び、70%もの寿命が延びた結果があります。人間でいえば170歳まで生きたことになります。この実験で酵母に与えたレスベラトロールの量は人間に換算すれば朝・昼・晩にグラス1杯ずつになるそうです。
③筋トレをすることにより、成長ホルモンやインシュリン様成長因子が著しく分泌され、筋や骨の委縮を防止するばかりでなく、体脂肪の増加を抑える働きをします。
④適度な有酸素運動をすると活性酸素を消去するSOD活性が逆に増大します。

このように、運動による効果は生活習慣病の予防・改善だけでなく老化にまで影響を及ぼします。
この『EBTと共に健康を考える』シリーズは運動を推進しておりますので、③・④を考えていきたいと思います。

【運動量を表す単位:「エクササイズ」】
はじめに運動量を表す[エクササイズ]という単位をご説明致します。
・まず皆様がご存じのメッツですが、身体活動の強さを表す単位で、安静時の酸素消費量を1メッツとし、安静時の何倍の酸素を消費するかで表します。
 普通歩行は3メッツに相当します。つまり普通歩行は安静時の3倍の酸素を消費する活動ということになります。
・このメッツに時間をかけたものが[エクササイズ]です。
 「メッツ」(強さの単位)
 安静時=3.5ml/kg/分=1メッツ
 「エクササイズ」(量の単位)
 メッツに時間をかけたもの
(例)3メッツの身体活動を1時間行った場合:
   3メッツ×1.0h=3エクササイズ(メッツ・時)
(例)6メッツの身体活動を30分行った場合:
   6メッツ×0.5h=3エクササイズ(メッツ・時)
【目標とする運動量】
生活習慣病予防のための身体活動量
 週23エクササイズの身体活動
  そのうち4エクササイズは運動で

内臓脂肪減少のために必要な運動量
 週10エクササイズ以上
まず、健康づくりのための身体活動量は週23エクササイズとされており、そのうち運動量は週に4エクササイズ。
また、体重・体脂肪など数値的に下げる必要のある方に必要な運動量は週に10エクササイズとなっております。

ではどんな運動をすればよいのでしょうか。

【Reference】
・三井洋司 不老不死のサイエンス 新潮社 2006
・石井直方 究極のトレーニング~最新スポーツ生理
 学と効率的カラダづくり 講談社 2007
・厚生労働省HP
・東京都老人総合研究所 広報委員会 老人研情報
No.195  2003
・運動所要量・運動指針の策定検討会 健康づくりの
 ための運動指針2006~生活習慣病予防のために~<エクササイズガイド2006>
・富士武史 ここがポイント!整形外科疾患の理学療法 
 金原出版 2005
・アメリカスポーツ医学会 運動処方の指針 原著第7版 南江堂

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